壁際の特等席、しろねこさんの警戒モード
壁際のすきまに、白い猫さんがちょこんと座っていました。日なたが体の半分だけを照らして、毛のふわっとした質感がよく見える。いっぽうで、影になった側は少しだけ緊張の色。光と気配のあいだで、ちゃんと周りを見張っている感じがします。
近づきすぎない距離からそっと見ていたら、くるっと振り返ってこちらを確認。青い瞳がまっすぐで、「用事?」って言われたみたいに背筋が伸びました。耳はピン、姿勢も崩さない。逃げないけど、油断もしない——このバランスが、外で暮らす(あるいは外に慣れている)猫らしくてかっこいい。
それでも、どこか落ち着いた顔をしているのは、この場所がこの子の“安心できる定位置”だからかもしれません。壁を背にして、前を見渡せる特等席。猫って、そういう「自分の安全基地」を見つける天才ですよね。
今日はただ、目が合って、少しだけ時間を共有しただけ。でも、振り返った一瞬の表情が忘れられなくて、帰り道に何度も思い出してしまいました。次に会えたら、また同じ席にいるかな。