「ここ、ぼくの席」ブロックでくつろぐ子猫さん

猫

コンクリートブロックの上に、ちょこん。視線を感じて見下ろしたら、そこには小さなキジトラの子猫さんがいました。

まだ体は小さいのに、耳はピンと立っていて、目はまん丸。「なにしてるの?」って聞いているみたいに、じっとこちらを見上げてくるんです。距離はあるのに、目が合った瞬間に心のほうが近づいてしまう、不思議な感じ。

足元のブロックはひんやり硬そうなのに、本人(本猫)はどこか落ち着いた顔。まるで“ここは安全基地”って決めているみたいで、ちょっと笑ってしまいました。外の世界は風の音も匂いも情報が多いはずなのに、この子の表情は意外と堂々としていて。小さな体に、ちゃんと「自分の場所」を作る強さがあるんだなぁと。

それにしても、この上目づかい。「撫でてもいいよ」とも、「見るだけにしてね」とも取れる、絶妙なバランス。猫って、言葉を使わずに交渉してくるのが上手ですよね。

今日はただ、見上げられて、見返して、それだけ。でもそれだけで、なんだか一日が少しやさしくなりました。次に会えたら、今度はもう少しだけ近くで「こんにちは」できるといいな。

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