【出会い】夕暮れのアスファルトで出会った、賢そうなキジトラ猫さん。野良猫との距離感について
散歩の帰り道、ふと足元に目を向けると、そこには静かにこちらを見つめる一匹の猫。
夕日に照らされたアスファルトの上で、まるでお地蔵さんのように座り込むその姿に、思わず足を止めてしまいました。
夕闇に溶け込む美しいキジトラ柄
見てください、この凛とした表情。
全身に見事な縞模様(タビー)を纏った、典型的なキジトラさんです。キジトラは猫の原種に近いと言われていますが、その野生味あふれる外見とは裏腹に、どこか気品さえ感じさせます。夕方の斜光を浴びて、毛並みが黄金色に輝いていました。耳もしっかりと前を向き、周囲の音に注意を払いながらも、私という存在を冷静に観察しているようです。
「見守る」という愛情。野良猫との接し方
野良猫に出会ったとき、可愛さのあまりつい近づきたくなってしまいますが、彼らにとっては人間は大きな存在。急に近づくのは禁物です。今回のキジトラさんも、付かず離れずの絶妙な距離を保っていました。
彼らと仲良くなるためのポイントをまとめてみました。
目を合わせすぎない: じっと見つめるのは敵意のサイン。時々まばたきをして「敵じゃないよ」と伝えます。
低い姿勢をとる: 立ったままだと威圧感を与えます。しゃがんで目線を下げてみましょう。
無理に触らない: 猫の方から寄ってくるのを待つのが、マナーであり最大のコミュニケーションです。
この子も、しばらく静かに見つめ合ったあと、ゆっくりと目を細めてくれました。それだけで、言葉以上の会話ができたような気がします。

また会える日を楽しみに
帰り際、一度だけ振り返ると、キジトラさんはまだそこに座っていました。
明日も、明後日も、この場所で彼が穏やかな時間を過ごせることを願わずにはいられません。皆さんも、散歩中に猫を見かけたら、ぜひその「一期一会」を大切にしてみてください。日常の景色が、少しだけ優しく見えるはずです。